カテゴリ:フランスポタ( 20 )
by なのだ |
ヴァントゥー、ヴァントゥー、ヴァントゥー!!(その3)
なんとかたどり着いた中腹のレストランで、フランスパンのサンドイッチにかぶりつきながら、この先、進むべきか、あるいは戻るべきかを考えてました。
その時、目に留まったのがこの標識。
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「6kmか・・・」。これを長いと見るか、短いと見るかは、坂道だけに難しい選択ですが、日本からこのVentouxの山頂までの距離に比べれば、あと6kmというのは無視できるほどに近く、それに2度とやってこないチャンスのような気がして、気持ちだけは完全に山頂を目指すモードに切り替わってました。あとは身体だけ・・・。とりあえず、水を補給してヒルクライム再開。
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そ、それにしても、坂が厳しいです。1kmごとに休憩しているような有様。途中、こんなものを見つけたりして、少し元気が出ます。が、でもこれ、「マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ」じゃなくて「マイヨ・ルージュ・ア・ポワ・ブラン」ぢゃねーか!と、ひとり道路に突っ込みを入れる自分。
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そしてだんだんと頂上が近づいてきました。ちょっと目頭が熱くなってきたりして・・・。
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それにしても、荒涼とした景色です。誰かが「月面のようだ」と言ってましたが、正しくそんな感じです。
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そして、そして、ついに・・・
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頂上に着いた瞬間、途中、追い越しざまに声をかけてくれたサイクリストが、待ち構えてくれて、ガッツポーズで出迎えてくれました。他にも、「Mini Velo・・・Mini Velo・・・」と声をかけてくれる方や、FRETTA-Tの写真を撮っている方など、なんかとても珍しがられているような・・・(思い込みかもしれませんが)。で、お互いに写真を撮ったり撮られたりしながら、山頂でのひとときを過ごしました。

ちなみに、麓のベドインからの23kmを休憩も含めて、4時間半もかかりました。これ、正直、かかりすぎです。ま、せいぜい2時間半くらいで登るべきところらしいです。
そして、帰りは23kmを一気に下って、あっという間の30分。でも、30分も下りっぱなしというのも、なかなかできない経験です。右側通行でダウンヒルは慣れてないので、結構怖かった~。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-07-16 07:05 | フランスポタ
ヴァントゥー、ヴァントゥー、ヴァントゥー!!(その2)
昨日の余韻が醒めないうちに、改めて今回のポタをもう少し詳しくレポートしてみます。

今回のポタ、なのだ的ポタにしては珍しく綿密(?)な計画がありました。今住むこの街からカルパントラ(Carpentras)まではバス。そこからVentoux山の麓の村のベドイン(Bedoin)までの18kmをFRETTA-Tでのんびり走り、ベドインからはツールのコースに沿って23km先の山頂を目指すという計画です。そのためのバス時刻表や地図の準備も万全です。ClickFix対応のフロントバッグやレーパンもこちらで購入済み。背中のリュックには、大量の水とパンとバナナなど・・・。
ただ、唯一、準備に抜けがあるとすれば、「山頂といわず、行けるところまで行ければいいか」という、自分に超~甘いいつもの性格。心の準備ができていません。その日も朝から軽い二日酔いと寝不足で、バスの中から早くもあきらめムード。さてどうなることやら。

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とりあえず、カルパントラを脱出。水道橋でしょうか。見ごたえあります。
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ぶどう畑の向こうに、Ventoux山が見えてきました。高っ!
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ベドインの村に入る手前で素敵なモニュメントを見つけました。恐らく、このロータリーからはツールのコースに合流です。
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ベドインの村に入るロータリーです。選手たちは、写真右からロータリーに入り、写真奥に向かって進んでいくはずです。
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ベドインの中心です。集団はここを抜けていきます。かなり自転車色の強い街のようで、レストランには「自転車定食(MENU VELO)」の看板もありました。
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そしてこのロータリーを大きく右に曲がると、いよいよ山岳コースの始まりです。
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最初はなんてことない緩やかな坂道。楽勝楽勝。
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途中、松やにの香り漂う松林を抜けます。そろそろ手ごたえありか!?
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標高1000mを超えたあたりで、Ventoux山の頂上が見えてきました。山頂付近が一段と白く見えます。白いのは雪ではなくて、石灰質の岩です。しかし、このあたり、9%の勾配が続いていて、体力的にはもうそろそろ限界・・・。
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何度も休憩をまじえながらも、すでにUターンのきっかけを探しているような状況です。もうボロボロ。すると、なんと、目の前にレストランが!とりあえず、ここで大休憩。ランチを取って、この先のことを考えることにします。
降りるのか?登るのか?(登るんですけどね・・・)

(その3に続く)
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-07-13 02:08 | フランスポタ
ヴァントゥー、ヴァントゥー、ヴァントゥー!!(その1)
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何も言葉はありません。感無量です。
念願のヴァントゥー山の頂上に、FRETTA-Tとともに立ちました!

ヴァントゥー山(Mont VENTOUX)の麓の村、ベドイン(BEDOIN)からツールドフランス2009の舞台となるコースを辿り、23kmの死闘の末、ついに、ついに、ついに、ヴァントゥー山頂にたどり着きました。

FRETTA-Tとの思い出に、また新しい大きな思い出がひとつ増えました。
ここまで自分を大きくしてくれたFRETTA-Tへの感謝で気持ちでいっぱいです。(涙)
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-07-12 06:47 | フランスポタ
ローヌ川夕涼みポタ
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週末だというのに2時間も残業して、ヘトヘトになって帰宅。

 「今週はホンマにいろいろあったけど、なんとかの週末にたどり着いたなぁ~。」

と、思ったら気分が急に上向きになってきて、夕飯の準備も放棄して、FRETTA-Tとともに街中に出てみました。

この時期、ふらりと出かける夕方のポタはまた気持ちいいもんですね。普段、夕方になるとすぐにアルコールが入ってしまうので、こういう貴重な時間を見過ごしていたようです。

ま、ただ、夕方とはいっても、これでも夜9時を回っているんですけどね。とにかく、ここは日が長くて調子が狂います。

ちなみに、橋の向こうに見えるのが、かのヴァントゥ山。いよいよ明日からスタートですね~。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-07-04 05:58 | フランスポタ
地中海を目指して
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日曜日、朝起きると風もなく、いいお天気。この土地では、ポタリング泣かせの『風』さえなければ、いつでも絶好のコンディションと言っていいでしょう。ということで、またまた大した計画もないまま、『地球の歩き方』と地図と1リットルの水を持って、南に向かう電車に飛び乗ります。
降り立ったのは、この前も訪れた『アルル』。今日はここをスタート地点にして、40km先の地中海沿岸の街『サント・マリー・ド・ラ・メール』を目指すことにします。この辺り、『カマルグ』という湿原地帯で、フランスでは珍しい水田や塩田などの風景の広がる観光地です。カマルグの塩といえば、プロバンスのお土産のひとつにもなっています。もちろん塩なのでお値段リーズナブルだし、パッケージがかわいいので、結構喜ばれるようです。とはいえ、ポタの方は、湿原を眺めながら10kmも走れば、誰だって同じ気持ちになると思いますが、もう飽きた・・・。残りの30kmは我慢我慢のポタでした。
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そして、我慢の末、ドーーーンと、地中海に到着です。いつも似たような写真で申し訳ないですが、大阪湾ではありません。紛れもなく地中海です。ヨーロッパ各国から、リゾート客が集まり、街はとても賑やかです。で、帰りはまた40kmの同じ景色の中を走るはずもなく、アルルまでバス輪行。

アルルに着いて、帰りの電車まで少し時間があったので、前回行けなかったゴッホの跳ね橋を観に行きました。町から4kmも離れた、田舎の外れのな~んにもないところにポツ~ンと・・・。観光客もなくなのだひとりポツ~ンと・・・てな場所でした。
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アルルの中心街に戻って、FRETTA-Tに乾杯!本日のポタ60kmなり。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-06-29 02:00 | フランスポタ
ぶどう畑と古代遺跡を巡るポタ(その4)
いい加減、このポタの話題で引っ張るのも辛くなってきたので、今回の輪行の話でこのシリーズを終わりにしたいと思います。
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さて、今回、自転車を借りるのもそこそこ大変でしたが、輪行(Train+Velo)も結構大変でした。なんてったって、この国の鉄道にはまだ乗ったこともないのに、その上に、輪行までやろうというのですから、無理もないです。

事前にネットを駆使して、調べた結果、フランスの輪行はこんな感じです。
(1) ネット上では、Train+Veloとか呼ばれているようで、そのルールについては、ここにくどくどと書いてあるようです。折り畳むか折り畳まなくてもいいかも、なんとなく書いてあります。TGVなんかは日本と同じように袋に入れなければいけないようです。また、在来線でも地域、時間によって持ち込みに制限を受けるケースがあるようです。
(2) 自転車を持ち込めるかどうかは、時刻表に書いてあります。それが、ここです。(TRAINのタグの2つ目が時刻表です)
時刻表で、『自転車』マークのついた電車が「自転車持ち込み可」の電車のようです。
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とはいっても、状況は常に変化しているので、最後の最後はやっぱり直前の確認が必要かと思います。
なのだの場合は、当日の朝、ポタに出発する前に、最寄りの駅(つまり輪行で到着する予定の駅)まで行って、乗りたい電車を伝えて、自転車を折りたたまずに乗せられるかを確認しました。答えは、「No Problem」でした。さらに、目的地に着いたところでも、切符を買う前にもう一度確認しました。

さて、あとは自転車をホームまで持っていって・・・って、はて?どうやって持っていくんだろ?まあそういう、文化の違い的な細かな疑問もいろいろ湧いてくるわけで、そういうことも含め、何でも確認するしかないです。で、ホームまではエレベータを使えとのこと。な~んだ。
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無事に自転車とともにホームに上がり、あとは電車に乗せるだけ・・・って、はてどこに乗せるの?これに関しては、先発の電車を何本か見送っているうちに次第に学習することができました。ドアに自転車マークがあります。そこから乗ると、社内に「自転車ハンガー」が並んでいるようです。
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よし、あとは任せておきなさ~い・・・と安心していたら、おや、時間になっても電車は来ません。結局、30分ほど遅れて、ボロい機関車に引かれた客車がやってきました。周りの人たちに聞くと、どうやら、この列車らしいです。お~い、このタイプの列車の自転車の乗せ方は学習してないぞ!自転車マークの付いたドアも見当たらないぞー。うぉーーーってな感じて、慌てて飛び込んだデッキが自転車置き場でした。先約はいたけど、ま、結果オーライでした。
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というわけで、やってみれば、思っていたよりも簡単でした。袋がいらないし、改札口という概念もない分、日本よりも簡単です。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-03-29 02:56 | フランスポタ
ぶどう畑と古代遺跡を巡るポタ(その3)
ずっとぶどう畑ばかりが続くはずもなく、時には小さな街を通り抜けたりします。ぶどう畑も非日常的な風景ではありますが、街中の方が異国情緒があります。
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国道や地方道を走ることもあります。路側帯がとてもお粗末です。それなのに、すぐ横を100km近い速度で車が追い越していきます。しかも、左から追い越されるのは、慣れてないので、も~怖い怖い。右側通行であることを忘れてしまうと、つい、左側に除けたくなります。逆に、右側通行を意識しすぎたのか、肩懲りが・・・。
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一番の恐怖だったのがロータリー。基本的にロータリーを通る以外に選択肢がないケースがほとんどで、意を決して、ロータリーに突っ込んで、車と一緒に回ります。何度か体験するうちに、270度ターンも難なくクリアできるようになりました。単なる左折にこれだけ鍛錬がいるとは・・・。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-03-27 05:51 | フランスポタ
ぶどう畑と古代遺跡を巡るポタ(その2)
ぶどう畑の中をポタるのは、もちろん初めて。
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この季節、実もなければ葉もありません。そこにあるのは、生きてるのか枯れているのかさえ、よく分からない背の低い木の幹だけ。
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でも、下草を刈ったり、枝を落したりと、この季節でも結構人手がかかっているようです。
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あ、この風景、どこかで見たような・・・。天野街道!?
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こんなのどかな田舎道を教えてくれたのは、実はこのサイトです。
最初は、国道を走るつもりで下調べをしていたのですが、仕事仲間で自転車乗りのフランス人が、「国道は危険だ」とのことで、このサイトの存在を教えてくれました。
”Driving derections”で「by Bike」を選択すると、写真のような田舎道に導いてくれます。さすがは、ミシュランです。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-03-24 07:06 | フランスポタ
ぶどう畑と古代遺跡を巡るポタ(その1)
朝7時に部屋を出て、夕方、無事に元の街に帰ってきました。
60kmは走ったと思います。輪行(Train+Velo)もなんとかできました。

全く知らない土地のポタは日本でもよくある話ですが、言葉が不自由な土地で、とても十分とはいえない下調べの結果だけを頼りに、しかも慣れない自転車でのポタは、最後まで気の抜けない、とても緊張感のあるものでした。
なのだにとっては、ある意味、これはアドベンチャーだったと思います。

今は、ワインでも飲みながら、今日の達成感と余韻に浸っています。
今日のところは、メインの写真だけをアップすることにします。

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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-03-23 04:27 | フランスポタ
レンタサイクル臨時営業中
3度目の週末。
今日はちょっとしたトラブル(?)がありました。
先日、インターネットで近所のレンタサイクル屋さんを見つけ、ネットから予約フォームを送信しました。ま、この予約フォームの解読も結構大変だったのですが、なんとか送るだけは送りました。すぐにe-mailが返ってきたんですが、意味がわからなかったので、スルー。
で、今朝、予約の時間に店を訪れたのですが・・・・なんと店が閉まっているではないですか。orz
しばらく途方にくれてましたが、こうしていても時間の無駄なので、勇気を振り絞ってお店に電話を入れてみました。すると、モバイルに転送されたようで、店主らしき人が電話に出ました。お互いにつたない英語でのやりとりの末、わかったことは・・・オフシーズンなので店を閉めている・・・らしい。オイオイ、インターネットもいっしょに閉めとかんかい!
確かに、e-mailにはそれっぽいことが書いてあったかも・・・反省。

ところが・・・店主の新たな提案にびっくり。

  店 「明日はどうだ?今日の夕方6時から明日の夕方6時まで。」
  な 「今日も明日も休みじゃないのか?」
  店 「その時間だけ店を開けたる。」
  な 「Realy?」


というわけで、先ほど、無事に自転車を受け取ってきました(自分の部屋にて保管中)。
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店主の粋なはからいに、感謝感謝です。ホントはロードレーサーを予約していたのですが、オフシーズンだからこれしか用意できないとのこと。ま、いっか。
明日はどこまで行けるかな。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2009-03-22 05:59 | フランスポタ