川西~篠山ポタ(後編)
BBのトラブルが無事解決し、気を取り直して再スタート。

d0024111_173011.jpg自転車屋のおっちゃんに言われたとおり、猪名川沿いの旧道を進んでいきます。山ひとつ向こうは巨大な住宅地だというのに、全くそんな気配を感じさせないくらい、のんびりした景色が続いています。時折、道路を覆うような大きな木陰が現れ、その度に汗がひく感じです。石道温泉までの3~4kmはそんな雰囲気で、川沿いの景色を十分楽しみながら走れました。

そこから先はほぼ全域、上下1車線の典型的な田舎道。しかも、この辺りは登っていることを感じさせないくらいのなだらかな上り坂で、比較的平和です。地図上は、猪名川と付かず離れずで走っているはずですが、川面を目にすることはあまりありません。替わりに、折り重なる山々が行く手を阻むように眼前に現れたりして、「まさかアレを越えるのか!?」と嫌気がさすこともしばしば。でも、川と折り連なる道なので、うまいこと谷底を抜けてくれ、何度となくホッとさせられました。

そんなまったりムードも杉生まで。杉生を過ぎると、歩道がなくなり、それと同時に明らかに勾配が変わってきました。ずいぶんと細くなった猪名川にも再会しました。川西池田駅からここまで約30km。戻るのは遠慮したいそんな距離です。ここは、ゆっくりでも前に進むしかありません。とはいえ、押しが入るほど急でもなく、こまめに休みを取りながら、着実に上を目指します。杉生で買ったペットボトルがちょうど空になりかけた頃、ようやく峠に到着しました。

d0024111_17303541.jpg峠の先はもちろん下り。途中、魅力的なレジャー施設も2つほどあったようですが、減速するのが惜しくて無視して通過。このあたり、カーブが少なくスピードが出やすい下り坂で、最高速53km/hをマークしました。下りきったところが、後川(しつかわ)という小さな集落です。南北を山に挟まれた静かな谷です。「谷?」。そうです、目的地にたどり着くには、もうひとつ山を越えなければなりません。でも、こっちの山は、少し登ればトンネルがあるので、トンネルさえ我慢できれば大したことはありません。トンネルさえ我慢できれば・・・ですけど。なのだ的には、峠よりしんどかった・・・怖すぎです。

トンネルを抜けるとまたまた下り。雰囲気は一変して、どかーんと田園風景(左上の写真)が広がります。しばらくして、県道12号の終点が近づいてきたところで、引き寄せられるように脇道に入って進んでいくと、「右大阪、左西京」と書かれた立派な道標のある交差点に出ました。どうやら、ここが旧街道の終点、日置のようです。篠山城址のある市街は、ここからほぼ真西に位置しています。西に向かう道はいくつかあるようですが、旧家がならぶ旧道(右上の写真)は、自転車専用道にしてほしいくらいに風情があって、いろんな人にお勧めしたいルートのひとつです。

d0024111_1729994.jpgというわけで、ほどなくして篠山城址にめでたくゴール。ここまで約50km、所要時間は約5時間、消費したドリンクは、なんと3リットルにも及びます。その後、あてもなく街をさまよい、『大手食堂』さんというお店で『牛とろ丼』と生ビールを頂きました。(映像的にはいまひとつですが・・・いやコレ、絵的には難しい題材だったとちょっと反省)粘りのある山芋、柔らかくてジューシーな牛のタタキ、そして、ご飯にかけられたタレが甘すぎず辛すぎず・・・絶妙な味と食感が、疲れた体にはベストチョイスでした。夏のスタミナ食に持って来いですね。そして締めは、山芋のジェラート。べた褒めするほどではないですが、あまり経験のない上品な味・・・。ちなみに、篠山名物「黒豆パン」はすでに売り切れでした。

帰りは、後から追いかけてきたママっち運転のサポートカーに拾われ、FRETTAで走ってきた道を車で帰りました。そして、助手席で「えーっ!? 俺、こんなとこ走ってきたん?」を連呼する、なのだ。

充実のポタでした。よ~し、もう夏は終わってヨシ!

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by なのだ | by hi-nanoda | 2006-08-27 23:30 | ポタリング
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