人気ブログランキング | 話題のタグを見る

三方五湖ポタ
三方五湖ポタ_d0024111_17581074.jpg身も心も大満足の75km!
朝9時、JR湖西線近江今津駅に降り立った『Birdy三兄弟』。右から、takaさんのBD-1、dai-5さんのPacific18、なのだのFRETTA-Tです。今日は、ここがポタリングのスタート地点です。
まずは、国道303号線を日本海に向けて走り始めます。この国道は、琵琶湖と若狭を結ぶかつての街道で、今でも結構な交通量があります。おまけに路側帯が狭い最悪ルート。でも、途中で、水坂トンネルを避け、敢えて水坂峠を選んだのは正解でした。峠道は、我ら3人の貸し切り状態でした。

三方五湖ポタ_d0024111_17592347.jpg峠を超え、山を一気に下ると、熊川宿に到着です。古い町並みと、軒先を流れる小川のせせらぎに、癒されながら、思わずまったり。「とちもち」とか「くさもち」とか「くずもち」とかいう魅力的なスウィーツに後ろ髪を引かれながら、先を急ぎます。
ここからは、できるだけ国道を避け、田園地帯を縫うように走ります。青々とした麦畑だったり、田植えが終わったばかりの田んぼだったりと、とにかく「これぞ日本の原風景」的な景色の中を、時には向かい風と戦いながら前へと進みます。ほどなくして、ようやく本日の目的地、三方五湖に到着しました。ここまでで、35km。

三方五湖ポタ_d0024111_1803977.jpgとりあえず、この辺でお昼ごはん。うなぎの『淡水』さんに直行しました。ここは、くちぼそ青鰻という種類の天然鰻を出してくれる珍しいお店らしいです。うな重を食べましたが「確かにうまい!」。カリカリとした皮の食感、薄手ながら口の中でとろける身。「これを食べるためなら、もう一度、今津から峠を越えてきてもいい」というのが、全員一致の感想でした。

三方五湖ポタ_d0024111_1851123.jpgさあ、いよいよメイン、三方五湖巡りです。特にあてもないまま、できるだけ湖岸沿いを走った結果、五湖のうちの、三方湖、水月湖、久々子湖の3つの湖の西岸を回るようなコースになりました。水月湖と久々子湖は、コース(遊歩道?)のすぐ脇まで湖面が迫っており、川とも海とも違う、穏やかな雰囲気の水辺ポタでした。あ、でも途中で野生のサルの群れに出会ったけど。ちょっとビビッた。三方五湖の締めは、『梅ジャム入りソフトクリーム』。実はこの辺り、梅の名産地で、ソフトクリームにも進出してるというわけです。梅の酸味が、疲れた体に染み渡る~。

JR美浜駅にたどり着いたところで、午後3時。このままJRで帰路に就くことも考えましたが、時間的にはもう少し遊べそうなので、敦賀まで足を伸ばすことにしました。ひとまず、5km先にある足湯を目指して、国道27号を走り始めます。この道、予想通りの最悪ぶりで、我慢の走りが続きます。ようやく足湯の千鳥苑に到着。すぐお隣が地ビール工場という、これまた最悪な環境の中で、疲れた足をお湯に浸します。壁に貼られた地ビールのポスターが、やたらとまぶしい・・・・。意外にもみんな、あっさりと足湯を後にします。『早く敦賀にたどり着いて、ビールが飲みたい』。言葉には出さなかったけど、そういうことでしょう。

三方五湖ポタ_d0024111_18425814.jpg国道27号バイパスなら目と鼻の先というところまで来て、「自転車通行禁止」の表示が・・・。しかたがないので、またまた峠をひとつ超えました。もうホントにビールのためにペダルを踏んでいる状態。そして、ちょっと都会的な町並みになってきて、ついに「メーテル発見!」敦賀到着です。午後5時、スタートから75kmでした。とりあえず、2時間後のサンダーバードの指定券をゲットし、近くの銭湯へ。そして、駅前の居酒屋でまったり。『いわしのへしこ』でビールが進む進む。
by なのだ | by hi-nanoda | 2006-05-01 23:30 | ポタリング
<< 近つ飛鳥博物館 BBを換装しました >>