高津原橋
先日の上町台地ポタで、興味深い橋を見つけました。
松屋町(まっちゃまち)交差点をちょっと東に行ったところにある橋で、長堀通りを跨ぐように架かっています。『高津原(たかつはら)橋』という名前だそうです。
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何がどう興味深いかというと・・・なんとなく存在に違和感がある・・・。ただそれだけ。単なる陸橋だと言われればそうなのですが、高速道路や鉄道を跨いでいるわけでもないし、歩道橋的な役割を担っているわけでもなさそうだし、なぜ、ここにこんな立派な陸橋があるのか・・・と。
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橋の上まで行ってみると、やっぱり妙な感じです。人や自転車だけじゃなく、車まで通れる橋です。まるで下に川が流れているかのような、そんな雰囲気の橋です。もしかして、昔は川だったのか!?
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真相を解明すべく、などで調べてみました。
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それによると、長堀通りのこの辺りは、昔々、大阪市電を通すために、上町台地を開削して道路にしたそうです。そうしないと、台地の坂を電車が登れなかったのでしょう。川ではなかったようです。つまり、開削する前は台地として陸続きだったところに、長堀通りという人工的な谷ができたわけで、おまけにそこを市電が走ると生活動線が分断されてしまうので、橋を架けたということでしょう。
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橋桁は最近のものでしたが、橋台は古そうでした。恐らく、この石垣の高さの分だけ、開削されたってことでしょう。ちなみに、大正13年の大阪市パノラマ地図には、しっかりこの橋が載ってます。意外に歴史ある橋です。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2014-01-19 21:30 | ポタリング
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