アルプスへの旅(2日目)
金曜日。天気は回復せず、降ったりやんだりのあいにくの天気です。
まずは、車を借りるためにグルノーブル(Grenoble)国鉄駅を目指します。雨も降っていることだし、せっかくの機会なので、たった2駅ですが、トラムに乗って行くことにしました。駅の券売機で1回乗車分1.4ユーロのチケットを購入し、準備万端。あとはスタンプを押して乗るだけ。まぁ簡単です。
しかし、ここでちょっとしたハプニング発生。待てど暮らせど、トラムが来ない・・・。昨日は、ひっきりなしに走っていたのに・・・。すると、通りがかりのマダムが一言。「ストライキ!」。orz
しかたなく、傘をさして、駅まで、トボトボと・・・。

駅で車を借りて、2日目の目的地、シャモニー(Chamonix)に向かいます。グルノーブルからシャモニーまでは、高速道路で2時間半。プロバンスとはまた違うチロリアンな感じの景色を見ながら、あっという間に到着です。
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ここシャモニーは、フランス最高峰のモンブラン「Mont Blanc」の麓の村で、スイスやイタリアとの国境にあります。冬はスキー、夏でもハイキングやサイクリングなどが楽しめるヨーロッパ有数のリゾート村です。

天気が相変わらずなので、モンブランは翌日のお楽しみということで、この日は、メール・ドゥ・グラース(Mer de Glace)を目指します。この地名、直訳すると「氷の海」となるのですが、そう「氷河」なんです。ここに来るまでフランスに氷河があったなんて知りませんでした。氷河まで向かうモンタンヴェール(Montenvers)鉄道の駅です。
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駅前に、現役を終えた蒸気機関車が置いてありました。真横から見ると・・・
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おもしろいことに、ほらお釜がちょっと傾いてるでしょ。傾斜を登るには、たぶん、その方が都合がいいのでしょう。さらに、驚くべきはこれ。
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なんとアプト式じゃないですか!電車に変わった今でもアプト式は健在です。最大斜度は220パーミルだとか。超がつくほどの激坂です。

アプト式電車に揺られて約20分、雲を抜け、トンネルを抜けたら、すっかり雪景色の山上駅に着きました。標高1913mです。モンバントゥー(Mont Ventoux)とほぼ同じ高さ。
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線路の先(写真の右側)、すでにあり得ない勾配で下ってます。・_・;

駅を出ると、いきなり目の前がメール・ドゥ・グラース氷河。
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氷河が削り取った荒々しい岩肌のパノラマです。
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さらに、ロープウェーに乗り換えて、谷底に降りていきます。といっても、ロープウェーを降りてさらに、階段を300段くらい下りていかないと、氷河まではたどり着けません。階段の途中に、「1980年」「1990年」「2000年」という標識があり、「当時はここまで氷河があったよ」ってことを教えてくれます。明らかに、1980年からの10年より、1990年の10年の方が早いスピードで氷河が下がってます。そして、2000年から氷河まではさらに遠く・・・。恐らく、ロープウェーができた当初は、すぐ目の前が氷河だったのでしょう。地球温暖化を肌で感じる長い長い階段でした。

で、氷河に掘った氷の洞窟を見学します。こんな穴掘るから、氷河が下がる気もしますが・・・。ちなみに、無味無臭でした。
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夜はシャモニーでウィンドウショッピング。ありとあらゆるアウトドアショップが軒を連ねてます。
さ~て、明日はモンブラン。明日こそは晴れてくれよ~。
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by なのだ | by hi-nanoda | 2010-05-17 02:35 | フランス生活
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